Cloudmark Platform for Email

サービスプロバイダーは、Cloudmark Security Platform for Email を用いてメールストリーム全体に強力なセキュリティを適用することができます。このキャリア向けソフトウェアは、特許取得済みのプロトコルとコンテンツベースのフィルタリング アルゴリズムを用い、急速に進化するスパム、マルウェア、フィッシング攻撃からネットワークを保護します。

Cloudmark のトラフィック処理およびフィルタリング プロトコルはわずかなリソースを消費するのみで、設備投資や消費電力を大幅に抑えることができます。要求水準の高い環境であっても、クラスタリング機能により、高い可視性と信頼性、さらに大量のデータにも対応できるスケーラビリティを実現します。

セキュリティとネットワークのパフォーマンスを最適化するため、フロー制御、DOS (denial-of-service) 防御、トラフィック シェーピング、接続スロットリングなどの高度な脅威対策テクニックを用いてメールの悪用や関連する脅威を制限します。

Cloudmark Platform for Email は、Cloudmark Authority を含む高度なコンテンツ フィルタリング機能でスパム、フィッシング、マルウェアから防御する強力なセキュリティを提供します。

トラフィックが増えると、水平拡張アプローチにより自動的にクラスタにノードを追加。クラスタ全体をカバーする単一のビューで、幅広い脅威インサイトが表示されます。

柔軟な API で、プロビジョニングやサポートを含むサードパーティ アプリケーションやカスタムビジネス アプリケーションをサポートします。

効率性に富んだ設計で、システム統合を通じた消費電力の抑制を実現します。

SPF、DKIM、DMARC、ARC、DANE、MTA-STS、TLS を使った認証と安全なメッセージング規格をサポートします。

クエリモジュールを利用して、外部プロビジョニング データベースへの照会が可能です。さらに LDAP、MySQL、PostgreSQL、CDB、CSV、RBL、RADIUS、HTTP、およびダウンストリームの SMTP 受信者検証を、難しい設定なくしてサポートしています。

レート制限、リアルタイム ブラックリスト (RBL)、タールピッティング、TCP レベルのトラフィック シェーピングにより、メッセージング インフラの活用を最適化します。

COS (Class-of-Service) およびユーザーごとのメッセージングポリシーで、合理化されたインターフェースを通じたインフラストラクチャの共有を実現します。

SNMP インターフェースを使用して既存の監視システムとも統合可能。ライブトラフィック分析、設定情報およびパフォーマンスデータは REST API および管理 Web インターフェースを介して照会し、アップデートできます。

Cloudmark Security Platform の Web ベース、リアルタイムによるヒストリカルレポーティング機能により、脅威、配信上の問題、送信者の悪用について、リアルタイムの可視性を提供します。このような初期段階でのインテリジェンス情報で、ポリシーの決定やインフラストラクチャ計画の改善が進みます。