機能と利点
業界随一のコンテンツ フィルタリング エンジン
Cloudmark Authority を搭載した Cloudmark Platform for Mobile Messaging は、モバイルメッセージング (SMS、MMS、RCS、e-mail to SMS) ネットワーク向けの、包括的なスパム/フィッシング/ウイルス対策フィルタリングを提供します。
高度なフロー制御
Cloudmark Platform は帯域制限機能とトラフィック シェーピング機能により、メッセージングの不正使用をネットワークレベルで大幅に削減し、スパマーが大量の迷惑メッセージを送れないよう阻止します。Classes of Service を使って必要に応じてフロー制御とトラフィックルールを提供することで、不正トラフィックを制限しながら正規メッセージは妨げません。
インターフェイス特有のポリシー
Cloudmark Platform は、過去と現在のトラフィック特性を追跡して脅威インテリジェンスを集め、それをトラフィック フィルタリングに用います。たとえば Email to SMS/MMS のインターフェイスでは、モバイルネットワークに送信されるメッセージのヘッダーデータ、エンベロープ情報、メッセージコンテンツ、メッセージ判定などといった項目を使います。またネットワーク内トラフィックでは、別の情報 (ショートコードやメッセージ作成者など) を使います。動的に更新されるセキュリティポリシーによりトラフィックを即座に自動で検知して分類でき、また急速に進化する SMS スパム、フィッシング、マルウェア攻撃からの保護も可能になります。
豊富な機能
Cloudmark Platform for Mobile Messaging では主要な SMSC、MMSC、データベース、プロビジョニング システム、課金システム、およびディレクトリとのインターフェイスが提供されているので、デプロイが簡単です。このシステムではサービスレベルとワークフローを包括的に制御でき、帯域制限、カスタムルール、ホワイト/ブラックリスト、送信者分類、およびその他のポリシーを最大限に活用できます。
共有インテリジェンスで複雑な攻撃も阻止
Cloudmark Platform for Mobile Messaging は環境内のクラスター間で脅威インテリジェンスを共有します。これを用いれば、複数の標的を狙い、検知を回避して個々のホストに大量の連続型攻撃を仕掛ける脅威を阻止できるようになります。
トラフィック分析
モバイルネットワークの不正使用を制御するには、モバイルネットワーク上のトラフィックの有効性、そしてシステムの利用ポリシーを順守しているかを確認することが重要です。Cloudmark Platform ではトラフィック分析ができるため、送信者がシステムを不正使用していないか、またエンドユーザー利用規約やパートナー契約に違反していないかを確認できます。これにより、ネットワーク上の SIM ファームやグレールートを検知してブロックできます。
レポートおよび分析
Cloudmark Platform for Mobile Messaging は最新情報のダッシュボードと履歴のレポートを提供します。これにより、脅威、配信不具合、不正使用をリアルタイムで把握できるようになります。初期段階のインテリジェンスは、ポリシーの意思決定やインフラストラクチャ計画の改善に役立ちます。